ケセラセラ

ジーンズや服について。

Nudie JeansとJAPAN BLUE JEANS

Nudie JeansのThinFinnとJAPAN BLUE JEANSのJB0412を持っているわけだが、この2つを比較して見たいと思う。

ThinFinnのスペックをさらっと。

ThinFinn DRY TWILL

生地:綿98(100%オーガニックコットン) ポリウレタン2
オンス:11.5oz
シルエット:股上深めのスキニー
フロント:ジッパーフライ
耳なし脇割
値段:22000円くらい

Nudie Jeansは良い色落ちのために買ってから半年は洗濯をせずに穿き込むのことを推奨している。

ジャパンブルーのスペックはこちらから↓
Japan Blue Jeans JB0412履き込み開始 - ケセラセラ

【ThinFinnの良いところ】
・ストレッチが効いている
オーガニックコットンを使っている
・Nudie Jeansはリペア無料
・ThinFinn独特の低めのバックポケット
・ストレッチデニムでありながら色落ちもまあそこそこ楽しめる

【JB0412の良いところ】
・セルヴィッチデニム
・綿100
・ボタンフライ
・色落ちが結構早い
・めちゃくちゃ足に馴染む
・値段が安い

【ThinFinnの悪いところ】
・値段が高い
・セルヴィッチじゃない
・6ヶ月洗わずに穿き込むのが苦痛
・ストレッチデニムだと色落ちが似通いやすい
・色落ちが遅い

【JB0412の悪いところ】
・キツキツのポケット、物入れさせる気あんのかって感じ
・インシームが青でダサい
・足に馴染むまで生地がめちゃくちゃ硬い
・JB0412に限らないけどジャパンブルーはワンウォッシュのやつだいたい28インチまでしかないから正直僕の細さだとウエスト28インチでもガバガバ。もっと小さいのも作って欲しい。

だいぶ個人的な意見も入ってるけとこんな感じ。一長一短だよね。
それらを理解した上で自分に合うジーンズを選ぶことが大切。
自分が良いと思ったものが良いに決まってる。他人の言うことなんて気にするな。

以上


はぁ…Nudie Jeansのセルヴィッチのジーンズ欲しいなあ…

Japan Blue Jeansの生地について

ヴィンテージジーンズに欠かせないのがセルヴィッチ付きのデニム。これは旧式織り機でしか織ることが出来ない。効率を求めて大量生産された脇割りのデニムと旧式織り機で時間をかけて織られたデニムの間には絶対に越すことのできない壁がある。

耳がついてれば何でもいいってわけでもないし、当然こだわりはある。ただ、単純に僕はセルヴィッチというディティールが好きだ。

 

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【目次】 

  

ジャパンブルーはもともとジーンズを作っていたわけではなく、デニム生地を作るだけの会社だったらしいが、イタリアのデザイナーに「これ売ってくれ」と声をかけられてジャパンブルージーンズをスタートしたらしい。

以下引用。

私たちが大切にしているのは"ジーンズづくり=生地作り"という信念と綿を選ぶ、糸を紡ぐ、染める、織る、縫う。

ジーンズづくりに欠かせないすべてのプロセス。

「児島で生まれ、ヨーロッパで育てられた新たな価値観のジーンズ」

それが生地メーカーを出発点とするJAPAN BLUE JEANS。

 

今回はジャパンブルージーンズの代表的な生地についてその特徴とともにまとめる。

もちろん、ここに書くもの以外にも様々な生地の種類が有るらしいのであくまで代表的なものだけ。ご了承を。

 

1. アメリカ×オーストラリア綿

・16.5oz

赤耳

色落ちの仕方:激しい

色落ちスピード:早め

生地の風合い:やや柔らかめ

僕が履いているJB0412でもつかわれている生地。通称モンスター。ゴツゴツ、ザラザラとしたヘビーオンス。はじめは硬いが履き込むほど体に馴染む。コントラストの利いた色落ちが楽しめる。

 

2. アメリカテキサス綿

・14.8oz

赤耳

色落ちの仕方:やや激しい

色落ちスピード:やや早め

生地の風合い:硬め

打ち込みを極限まで入れているため、履き込んでも硬さが持続する。JBJで一番人気(?)のJB0401に使われている。迷ったらこれでいいんじゃないでしょうか。

 

3. ジンバブエ綿×メンフィス綿

・14oz

青耳

色落ちの仕方:普通

色落ちスピード:普通

生地の風合い:やや柔らかめ

柔らかさと光沢を持つ高級綿のジンバブエ綿と粗野で武骨な風合いを持つメンフィス綿がミックスされた生地。履き心地はソフトだがしっかりとコシがあり、シャープな色落ちが楽しめる。

 

4. コートジボワール綿

・13.5oz

×コートジボワールの国旗色の耳

色落ちの仕方:ナチュラ

色落ちスピード:普通

生地の風合い:柔らかめ

栽培から収穫まですべて手作業で行われており、綿げの負荷が少なく品質改良のない「原種に近い綿」と言われている。耳の色が特徴的(黄白緑)。普通の赤耳は飽きたって人はこれどうでしょうか。僕はあんまり好みではないけど。

 

5. アフリカ綿

・12.5oz

赤耳

色落ちの仕方:ややナチュラ

色落ちスピード:普通

生地の風合い:柔らかめ

柔らかくしなやかな風合いの生地感で、繊維長の長いアフリカ面に茶綿をブレンドした生地。「昔ながらの青」を再現し、経過とともにかすかながら自然の茶綿の色が現れる。ジャパンブルーの綿100の生地の中ではだいぶライトオンス。ヘビーオンスが苦手な人はこちらをどうぞ。

 

これで5つ。

ストレッチ入りの生地とかも含めたらまだまだ有るはず。

ジャパンブルージーンズのいいところは、たくさんの種類の生地と7種類のシルエットから自分にあったジーンズを探せるところ。

 

そして何より安い。セルヴィッチのジーンズを買うとなると2万超えはザラなのだが、ジャパンブルーでは¥15,000前後の価格で購入することが出来る。

自分たちで生地を作ってジーンズにするところまでやってるから安く出来るんでしょう。

 

もしこれからジャパンブルージーンズのジーンズを買おうと考えている人がいたら、通販ではなく、ちゃんとお店にいって買うことをオススメします。ここのジーンズはシルエットによるサイズ感の違いがかなり大きい。

 

次は気が向いたら7種類のシルエットについての記事を書こうと思う。

 

以上。

 

 

スタンスミスについて

 

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街を歩けば必ずと行っていいほど見かけるスタンスミス。この生地を読んでいる人でこのスニーカーを知らないなんて人はまずいないだろう。僕も履いているのだが、このスタンスミスについて掘り下げていこうと思う。

 

【目次】

 

 

歴史・背景

スタンスミスのファーストモデルが登場したのが1973年。もとはテニスシューズとして履かれていた。スタン・スミスという名前の人が履いていたからスタンスミスと名付けられたとか。世界一売れたスニーカーとしてギネス認定もされているらしい。

 

僕の履いているスタンスミス

 

外側

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内側

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ヒールタブ

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こんな感じです。

かれこれ2年近く履いている。靴なに履こうかな〜って迷ったらたいていスタンスミスにする。安心の一足。手入れは一ヶ月に1回くらい汚れ落としてクリーム塗って気が向いてら防水スプレーかけてる。

 

種類

セレクトショップとのコラボやら、アディダスオリジナルスやら、ABCマートやら…。たくさんの種類のスタンスミスが売られている訳だが、ここがかなり重要なポイントである。もしこれからスタンスミスを買う予定のある人がいたら参考にしてほしい。

 

スタンスミスには大きく分けて4種類ある。

・D品番

・B品番

・M品番

・S品番

 

品番てのはなにかっつーとシュータンの裏とか箱にかいてある製品番号?みたいなやつ。僕が持っているスタンスミスはB品番のものだ。

品番ごとの特徴を簡単に説明していこう。

 

D品番

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2014年に発売された2年ぶりの復刻モデル。2017年の現在に至るスタンスミスブームの火付け役といっていいだろう。もう既に生産終了している。すぐ完売したらしく現在手に入れられるのはオークションぐらいじゃないかな。

ソールがクリーム色っぽくてクラシックな感じ。ヒールタブがヌバックで出来ている。カッコよくて個人的に好き。

¥14,040。

 

B品番

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こちらは2015年に発売された。D品番に似ているが、B品番の最大の特徴はアッパーがガラスレザーで出来ていること。ヒールタブも他の品番のものよりも深い緑色になっている。D品番をアップデートさせた感じかな。全体的に落ち着いていてどこか上品な雰囲気。僕がこのスタンスミスを買ったときは品番のことなんてよくわからなかったけどD品番とB品番の2つで迷って結局こっちにした。見た目の好みの問題だと思う。お値段は¥15,120。ガラスレザーを使っているからかちょっと高め。

 

M品番

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2014年に発売されてから今も普通にABCマートなんかで売ってる。偏見だけどスタンスミス履いてる高校生の8割はM品番だと思う。安いから。D品番の廉価モデル。ソールも真っ白だし、シュータンも厚い。履き心地重視なのかな。でもこれはこれでスタンスミスらしいし、悪くはないと思う。僕は選ばないけど。¥9,612。

 

S品番

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2016年に発売されたスタンスミス。アッパーの横に「STAN SMITH」という金色の刻印がはいっている。この刻印がなければすごい好きだったのに…。ヒールタブの色はD品番のように鮮やかなグリーンに戻った。¥15,120。

 

 

ここに紹介した4種類だけでなく他にも様々な種類のスタンスミスがある。どれを履くかは好みの問題だと思う。僕は今はいているB品番をボロボロになるまで履きつぶしたい。コレクターでは無いから品番ごとに揃えたいとも思わないし、自分が気に入ったデザインのスタンスミスが発売されたらきっと買う。

 

スタンスミスの何が好きってジーンズとの相性が抜群なとこ。ロールアップして赤耳見せて足元はスタンスミス。これがマイ・スタンダード。

 

言いたいことはただひとつ。

僕のスタンスミスが一番カッコいい。

 

以上

 

JB0412 3ヶ月経過

3ヶ月経ったがもう既に2回洗濯している。ファーストウォッシュは履き始めてから2ヶ月後、セカンドウォッシュはその1ヶ月後。月に一回の頻度で洗っていこうと思っている。

 

洗濯の仕方

洗濯の方法は結構雑。ボタン全部止めて裏返して洗濯機にぶち込む!

洗い5分、すすぎ2回、脱水8分。

月一って頻度が多いか少ないかは人それぞれだと思うけど、個人的には多い方だと思う。縦落ちがいい感じに出るといいなー。

ウォッシュ後の生地のハリが復活したあの感じ。履き始めの頃を思い出すよね。

不思議なことにストレッチ入りのNudieJeansのThinFinnよりも綿100のこのジーンズの方が履き心地が良く感じる。(個人差はあると思う)

そんなこんなで、部分ごとの写真と全体像。

 

腰回り、ヒゲ

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後ろ

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ハチノス

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膝まわり

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全体像

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着用画像2種類(室内と外)

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まあ、そんなに色落ちしてない。強いて言うならケツかな。チャリ漕いだり、座ってる時間が多いから結構色が落ちて来てる。逆に言えばあまり動かないからハチノスとかヒゲはまだまだ。洗濯回数はそこそこ多くなるはずだからチェーンステッチのパッカリングは綺麗に出るんじゃないかな。

 

今書けることはこのくらい。

2ヶ月毎くらいに色落ち経過更新していこうと思います。

 

Japan Blue Jeans JB0412履き込み開始

ずっと気になってたジャパンブルージーンズについに手を出した。

Nudie JeansのThinFinnもまだ履いてるけど、やっぱり綿100のヘビーオンスのジーンズを履きたい!と思って気温が下がる9月から履き込みを開始。

 

スペック

・JB0412S-J

・ワンウォッシュ

・綿100%

・ステッチ付きのテーパードシルエット

・アメリカ×オーストラリア綿の16.5oz

・ボタンフライ

・赤耳

・チェーンステッチ(青)

 

なんといっても16.5oz!!まさにモンスターセルヴィッチ。

ジャパンブルージーンズの特徴としてインシームが青というものがある。JB0412も例外ではない。これが嫌だという人もいるけど別に僕は気にしない。

ちなみに直営店で買ったのでインシームと同じ色の糸で裾上げしてもらった。

 

サイズ

身長174cm、体重53kgとめちゃくちゃ細い僕。体重軽すぎて逆にコンプレックスです。JB0412は28インチからの展開なんだけど、それでもウエストに余裕がある。ベルトするからいいや、28インチで。

ちなみにワンウォッシュなので縮みに関してはほとんど考えなくていい。裾上げしてもらうとき念のため、1cm長くとってもらったけど結局長さが気に入らなくて最裾上げする始末。

 

全体像

おろしたてのうちに着用画像を取って置かなかったのは失敗だった...。

一日目の着用後の写真だけ残ってたのでそれだけ載せときます。

 

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履き始めは16.5ozということもあり、ガチガチだしボタンフライ初めてだしそもそも脚を通すのにも時間がかかった。これのリジッドもあるらしいけど、これ以上の硬さが想像できない…。

辛いのは最初の1週間位。この頃はこのジーンズをブレークインしていくんだと言う気持ちのほうが強かったから僕はあんまり辛いとは思いませんでした。

 

実はこの記事書いてる時点で2ヶ月位経っちゃってます。

 

まとめ

ジーンズが好きだから、ジーンズを履いている。

汚いとか言われても気にするな。

履いていたときのライフスタイルや思い出がこのジーンズに刻まれていくのだ。

これがジーンズを履く楽しみだと僕は思う。