ケセラセラ

ジーンズや服について。

最近のこと

Base Ball Bearにドはまりしている。今更。こんなにもいい曲ばかりなのに、どうしていままで聞いてこなかったんだろうかと悔やんでいる。近いうちにライブに行きたいな。まだ聞き始めてから2週間くらいしか経ってないんだけどね、ミーハーでもいいじゃん!

 

PV見てグッと来た曲。

www.youtube.com

個人的に本田翼が好きだからというのもあるけど、このPVすごい好き。

どうでもいいけど本田翼って2011~2013年くらいが全盛期じゃないですか?

もちろんYouTubeで聞いただけじゃなくてちゃんとした音源でしっかり聞いた。

うーん...自分はバンドとか楽器やってたわけでもないから難しいこととかは言えないんだけど、素直に本田翼とBase Ball Bearって相性いいと思うんだよね。雰囲気が。Base Ball Bearの王道ギターロックって感じと本田翼の嫌味っぽさを一切感じさせない可愛さというか。

 

きっと、僕は『定番』が好きなんだと思う。音楽も服も。

定番ってのはしっかり"中身"がつまってるから定番だと思うんだ。セントジェームスにしろ、スタンスミスにしろね。必死でトレンドを追いかけたってそこに何も詰まってなきゃカッコよくない。僕はファッショニスタじゃないから最先端の流行とか余り気にせず自分のしたい格好をしてるけど、そこには確かに信念というか、絶対にブレないモノがある。それははっきり言える。モノのルーツや歴史的背景を知ってこそ、"価値あるモノ"になるんじゃないか?それを考えずにトレンドばっか追いかけるってのはちょっと僕にはできない。きっとそのトレンドは"からっぽ"だ。そりゃね、カニエ・ウェストがイージーブースト履いたら超かっこいい。けど、何も知らない、ただ最先端だからって理由でイージーブースト履いてるならさ、そのイージーブーストは窓から投げ捨てちまえ、今すぐ。そんなからっぽのイージーブーストに価値はない。

 

自分のまわりにモノに対するこだわりが薄い人が多い気がする。服に限定した話じゃなくて。流行りの音楽だけ聞いていればそれでいいのだろうか。Base Ball Bearの『short hair』も今の日本のバンド界隈の流れからすれば一昔前の曲と言ってもいいだろう。でもこうして時間が経った今でも僕のように魅力に惹かれる人間もいる。良いモノってのは時代の流れに影響されず、残っていくと思う。こうしてたまには一歩後ろに下がって見つめ直してみるのも良いな、と感じた。

いまの人たち、特に僕と同世代の人たちは小さい頃からインターネットで簡単に情報を得られるから、何かに対して自分で考えなきゃいけない機会が圧倒的に少ない。だからモノを見定める目が育たないんじゃないだろうか。その結果が、「街を歩けばみんな黒スキニー、ニット、チェスターコート、ナイキのスニーカー」みたいな。せめて、自分の好きなこと、ものに関しては本質を見抜けるような人間でありたい。

 

結局、何を言いたいのかよくわからないエントリになってしまった。

でもこれだけは言っておきたい。

 

 

 

 

 

 

 

本田翼さん、大好きです。

SAINT JAMES "ウエッソン"

いつか買うだろうとは思っていた。春っぽい服が着たくて遂に買ってしまったという感じ。

ボーダートップスの永遠のスタンダード、セントジェームス。ファッションにそれなりに興味のある若者なら知ってると思う。

 

これが買ったもの。色は、生成り/スチールブルー。春らしい色を意識した(つもり)。

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色が分かりやすいようにアップ画像。f:id:eringiV2:20170408141504j:image

 

値段は1万円くらい。普通の人からしたらこんなカットソー1枚に1万円はなかなか出せないだろう。僕も昔はそう思ってた。しかし、セントジェームスにはそれだけの魅力がある。ファンが多いのも納得。

 

ウェッソンについて

以下引用。

セントジェームスのシャツの定番中の定番。ボートネック、長袖のシャツの原型はノルマンディー地方の漁師やヨットマン等の船乗り達が着ていたもの。実用的に考えられた素材、スタイルが特徴です。コットン100%、目のしっかりとした素材は、洗濯機でガンガン洗っても大丈夫。着込んでいくことによって、だんだんと風合いも出て、肌に気持ちよくなじんでいきます。

セントジェームスのカットソーは選択による縮みが発生する。従って買う時のサイズ選びは、試着した時に気持ち大きいかもしれない…くらいのサイズを選ぶと縮んだときジャスト。

 

てことで洗濯前の着用画像と、洗濯後の着用画像で比較してください。

 

洗濯前着用画像

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洗濯前の寸法

肩幅 47
身幅 50
袖丈 56.5
着丈 68

 

 

洗濯後着用画像

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ちょっとダボつきが無くなったかなという感じ。

 

5回洗濯後の寸法

肩幅 46.5(−0.5)
身幅 48.5(−1.5)
袖丈 54(−2.0)
着丈 66.5(−1.5)

 

……まあ、思ったよりも縮まなかった。着丈とか3センチくらい縮むって聞いてたのに…。でも袖丈はいい感じかな!ウェッソンは9部丈くらいがちょうどいい。

 

これから着込んでいって風合いが出てくるのを期待してます。

10年は着てやるぜ、ウエッソン。

 

 

HELLY HANSEN スカルティン30

4月になったら、自宅から学校まで片道約10キロの距離をクロスバイクで通わなければならない。それに伴って、重い教科書を入れて背負って自転車を漕いでも背中が蒸れにくく、普段使いもできるようなデザインのバックパックが必要になってきた。

僕が求める機能性
・背中の通気性が良い
・サイドにペットボトルを入れられるポケットがある
・25リットル〜30リットル程度の容量
・丈夫で長く使える
・荷物の出し入れが容易であること

最低限これらを満たした上で、値段の安くてカッコいいデザインのモノを探していた。


買ったもの
HELLY HANSEN "スカルティン 30"

カッコいい!!


何故これにしたか
・ロゴがカッコよかった
・リフレクターが付いている
・ウエストベルトが収納可能
・レインカバーが内蔵されている
・これだけの機能性、容量をもってして値段が11,000円と他ブランドのものと比べてかなり安い

ぶっちゃけこのバックパックを見つけるまでヘリーハンセンのこと知らなかったんだけど、ロゴもいい感じだし安いし僕にとってはメリットしかなかった。
学校から帰るとき、夜遅くなることもあるためリフレクターが付いていると車に轢かれる可能性も減る(重要)。黒いアウター着てリュックも黒じゃマジで夜は危ないからね。
ウエストベルトに関しては、山に登るときは便利だろうけどデイリーユースでははっきり言って邪魔。だから収納できた方がいい。レインカバーがついてるから突然の雨にも対応可能。

そしてフロントにはスリットポケットがある。バックパックを片腕にかけて荷物をあさる場面て絶対あるじゃん?そういう時にいちいちジッパーを開けて探すのではなく、頻繁に使うものはスリットポケットに入れておくことでジッパーを開けることなく、スッと取り出すことができる。これはかなりでかい。
そして何より値段!他のブランドで30リットルのバックパック買おうとしたら2万円前後はする。コスパ最高だ!


それでは細部の画像を貼っていきます。


フロントの縦ジッパーのポケット


スリットポケット


一番大きいポケット

これなら15インチくらいのパソコンも入る


背面


やっぱロゴがカッケーと思うんだよね。
いい買い物をしました。長く使おう。
ヘリーハンセンのバックパック、おすすめです。

JB0412 6ヶ月経過

久しぶりの色落ちレポートです。
最近洗濯頻度が増えまくってる。2週間に1〜2回くらいの頻度で洗ってる。そのせいか全体的にアタリやパッカリングがくっきりしてきた。

腰回り

ケツ

チェーンのパッカリング

全体像(前)

全体像(後ろ)

今回は着用画像なしで。
部分ごとの写真は光が当たってるので結構大げさ。実際に履くとここまではっきりとはしていない。
洗濯回数が多くても割とメリハリのある色落ちになるのは16.5ozならではなのかな。

何故ここまで洗濯頻度が増えてしまったのかというと、単純にどうでもよくなってきたから。たかがジーンズに気を使いすぎるのもなんかアレ。でも買って履き始めてからしばらくはどうしても気を使っちゃうよね。逃れられないジレンマ。

これから季節的に暑くなっていくわけだけどこのままだと週1,2くらいで洗うことになりそうだなあ。

CONVERSE TimeLine J VTG 50 HI

新しいスニーカーを買った。
コンバース タイムライン 1950年代の復刻チャックテイラー。現行のオールスター(5000円くらいで買えるやつ)は持ってたんだけど、どうしてもチャックテイラーが欲しかった。お値段18000円くらい、確か。
1950のチャックテイラーの特徴としては、
・当て布のステッチがない
・ヒールラベルが赤(今回の復刻モデルが赤なだけで黒もあり、カラーによって異なる)
・ゴムの赤い部分が太い

これ買ったらct70 も欲しくなっちゃうよ。そのうち買おうかな。


コンバース タイムラインについて
スタート当初は全国で約200店舗で取り扱っていたのだが現在では全国で90店舗程しか取り扱いがない。このまま最上位ラインのアディクトみたいになっていくんじゃないかな、って僕が購入したお店の人が言っていた。

全体像


ヒールラベル

着用画像
501と合わせて

シューレースがコットン素材で作られてるらしくてめちゃくちゃ手触りがいい。
だいたい僕の持ってるスニーカーは26か26.5なんだけどこれは27にした。シュッとしてるから大きめで履いてもいい感じ。個人的にチャックテイラーって羽が閉じてた方がカッコいいと思います。
赤が凄い効いてる。
ThinFinnみたいなかなり細めのスキニーに合わせたらめちゃくちゃかっこいいだろうなあ。まあコンバースが似合わないジーンズなんて探すほうが難しいか。

これでスニーカー熱がだいぶおさまってきた気がする。お金がないのでスニーカー買うのはしばらく控えたい(汗)

Nudie JeansとJAPAN BLUE JEANS

Nudie JeansのThinFinnとJAPAN BLUE JEANSのJB0412を持っているわけだが、この2つを比較して見たいと思う。

ThinFinnのスペックをさらっと。

ThinFinn DRY TWILL

生地:綿98(100%オーガニックコットン) ポリウレタン2
オンス:11.5oz
シルエット:股上深めのスキニー
フロント:ジッパーフライ
耳なし脇割
値段:22000円くらい

Nudie Jeansは良い色落ちのために買ってから半年は洗濯をせずに穿き込むのことを推奨している。

ジャパンブルーのスペックはこちらから↓
Japan Blue Jeans JB0412履き込み開始 - ケセラセラ

【ThinFinnの良いところ】
・ストレッチが効いている
オーガニックコットンを使っている
・Nudie Jeansはリペア無料
・ThinFinn独特の低めのバックポケット
・ストレッチデニムでありながら色落ちもまあそこそこ楽しめる

【JB0412の良いところ】
・セルヴィッチデニム
・綿100
・ボタンフライ
・色落ちが結構早い
・めちゃくちゃ足に馴染む
・値段が安い

【ThinFinnの悪いところ】
・値段が高い
・セルヴィッチじゃない
・6ヶ月洗わずに穿き込むのが苦痛
・ストレッチデニムだと色落ちが似通いやすい
・色落ちが遅い

【JB0412の悪いところ】
・キツキツのポケット、物入れさせる気あんのかって感じ
・インシームが青でダサい
・足に馴染むまで生地がめちゃくちゃ硬い
・JB0412に限らないけどジャパンブルーはワンウォッシュのやつだいたい28インチまでしかないから正直僕の細さだとウエスト28インチでもガバガバ。もっと小さいのも作って欲しい。

だいぶ個人的な意見も入ってるけとこんな感じ。一長一短だよね。
それらを理解した上で自分に合うジーンズを選ぶことが大切。
自分が良いと思ったものが良いに決まってる。他人の言うことなんて気にするな。

以上


はぁ…Nudie Jeansのセルヴィッチのジーンズ欲しいなあ…

Japan Blue Jeansの生地について

ヴィンテージジーンズに欠かせないのがセルヴィッチ付きのデニム。これは旧式織り機でしか織ることが出来ない。効率を求めて大量生産された脇割りのデニムと旧式織り機で時間をかけて織られたデニムの間には絶対に越すことのできない壁がある。

耳がついてれば何でもいいってわけでもないし、当然こだわりはある。ただ、単純に僕はセルヴィッチというディティールが好きだ。

 

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【目次】 

  

ジャパンブルーはもともとジーンズを作っていたわけではなく、デニム生地を作るだけの会社だったらしいが、イタリアのデザイナーに「これ売ってくれ」と声をかけられてジャパンブルージーンズをスタートしたらしい。

以下引用。

私たちが大切にしているのは"ジーンズづくり=生地作り"という信念と綿を選ぶ、糸を紡ぐ、染める、織る、縫う。

ジーンズづくりに欠かせないすべてのプロセス。

「児島で生まれ、ヨーロッパで育てられた新たな価値観のジーンズ」

それが生地メーカーを出発点とするJAPAN BLUE JEANS。

 

今回はジャパンブルージーンズの代表的な生地についてその特徴とともにまとめる。

もちろん、ここに書くもの以外にも様々な生地の種類が有るらしいのであくまで代表的なものだけ。ご了承を。

 

1. アメリカ×オーストラリア綿

・16.5oz

赤耳

色落ちの仕方:激しい

色落ちスピード:早め

生地の風合い:やや柔らかめ

僕が履いているJB0412でもつかわれている生地。通称モンスター。ゴツゴツ、ザラザラとしたヘビーオンス。はじめは硬いが履き込むほど体に馴染む。コントラストの利いた色落ちが楽しめる。

 

2. アメリカテキサス綿

・14.8oz

赤耳

色落ちの仕方:やや激しい

色落ちスピード:やや早め

生地の風合い:硬め

打ち込みを極限まで入れているため、履き込んでも硬さが持続する。JBJで一番人気(?)のJB0401に使われている。迷ったらこれでいいんじゃないでしょうか。

 

3. ジンバブエ綿×メンフィス綿

・14oz

青耳

色落ちの仕方:普通

色落ちスピード:普通

生地の風合い:やや柔らかめ

柔らかさと光沢を持つ高級綿のジンバブエ綿と粗野で武骨な風合いを持つメンフィス綿がミックスされた生地。履き心地はソフトだがしっかりとコシがあり、シャープな色落ちが楽しめる。

 

4. コートジボワール綿

・13.5oz

×コートジボワールの国旗色の耳

色落ちの仕方:ナチュラ

色落ちスピード:普通

生地の風合い:柔らかめ

栽培から収穫まですべて手作業で行われており、綿げの負荷が少なく品質改良のない「原種に近い綿」と言われている。耳の色が特徴的(黄白緑)。普通の赤耳は飽きたって人はこれどうでしょうか。僕はあんまり好みではないけど。

 

5. アフリカ綿

・12.5oz

赤耳

色落ちの仕方:ややナチュラ

色落ちスピード:普通

生地の風合い:柔らかめ

柔らかくしなやかな風合いの生地感で、繊維長の長いアフリカ面に茶綿をブレンドした生地。「昔ながらの青」を再現し、経過とともにかすかながら自然の茶綿の色が現れる。ジャパンブルーの綿100の生地の中ではだいぶライトオンス。ヘビーオンスが苦手な人はこちらをどうぞ。

 

これで5つ。

ストレッチ入りの生地とかも含めたらまだまだ有るはず。

ジャパンブルージーンズのいいところは、たくさんの種類の生地と7種類のシルエットから自分にあったジーンズを探せるところ。

 

そして何より安い。セルヴィッチのジーンズを買うとなると2万超えはザラなのだが、ジャパンブルーでは¥15,000前後の価格で購入することが出来る。

自分たちで生地を作ってジーンズにするところまでやってるから安く出来るんでしょう。

 

もしこれからジャパンブルージーンズのジーンズを買おうと考えている人がいたら、通販ではなく、ちゃんとお店にいって買うことをオススメします。ここのジーンズはシルエットによるサイズ感の違いがかなり大きい。

 

次は気が向いたら7種類のシルエットについての記事を書こうと思う。

 

以上。